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臨床研究部

当院はわが国最大級の神経筋疾患医療の基幹施設ですが、診療内容をより一層充実させ、新たな診断・治療法の開拓を目指すため、診療のみならず研究にも力をおいています。ヒトゲノム解読が完了した現在、実際の臨床を基盤とした研究の推進が重要となります。そうした見地から、基礎的な研究にとどまらず、臨床に則した研究の推進を行っております。

臨床研究部について

臨床研究部について

現在、設置されている研究室は、分子遺伝研究室、薬理研究室、免疫研究室、病理研究室、生理研究室、再生医学研究室、医療画像研究室、医療情報研究室、の8研究室です。また、臨床試験の推進のために治験管理室がおかれています。また、動物実験施設、低温室などを完備しています。

研究業績(原著論文、著書などから抜粋)

2015年

Oeda T, et al. Impact of glucocerebrosidase mutations on motor and nonmotor complications in Parkinson’s disease Neurobiol Aging. 2015;36(12):3306–3313.
Umemura A, et al. Baseline plasma C-reactive protein concentrations and motor prognosis in Parkinson disease PLoS One. 2015; 26;10(8):e0136722. doi: 10.1371/journal.pone.0136722.
Tomita S, et al. H. Impact of aspiration pneumonia on the clinical course of progressive supranuclear palsy: a retrospective cohort study PLoS One. 2015; 13;10(8):e0135823. doi: 10.1371/journal.pone.0135823.
Sawada H, et al. Baseline C-reactive protein levels and life prognosis in Parkinson disease PLoS One. 2015;10(7):e0134118. doi: 10.1371/journal.pone.0134118.
Kwiyoung Park, et al. A case of Alcoholic pellagra encephalopathy presenting with spinal myoclonus. Neurol Clin Pract December 2015; No6, 472-474 大江田知子、上原尚子、上田道夫 GBA遺伝子変異ヘテロキャリア・パーキンソン病 ダットスキャン®静注症例集2 2016 pp8-9 ダットスキャン®静注症例集2 監修 石井賢二

2014年

Umemura A, et al. Delirium and high fever are associated with subacute motor deterioration in Parkinson disease: a nested case-control study. PLoS One. 2014 Jun 2;9(6):e94944. doi: 10.1371/journal.pone.0094944. PLoS One. 2014 Jun 2;9(6):e94944. doi: 10.1371/journal.pone.0094944.
Umemura A, et al. Transient myoclonic state with asterixis presenting as persistent hyperperfusion on single-photon emission computed tomography: A case report. Neurol Clin Neurosci. 2014 Dec 18. doi: 10.1111/ncn3.154.
Park K, Tanaka K, Tanaka M: Uhthoffs phenomenon in multiple sclerosis and neuromyelitis optica. Eur. Neurol. 2014;72(3-4): 153-6, doi: 10.1159/000361045.Epub 2014 Aug.28

2013年

Oeda T, et al. Clinical factors associated with abnormal postures in Parkinson's disease. PLoS One. 2013 Sep19;8(9):e73547.
Sawada H, et al. Subclinical elevation of plasma C-reactive protein and illusions/hallucinations in subjects with Parkinson's disease: case-control study. PLoS One.
Sawada H,et al. Protocol for a randomized controlled trial: efficacy of donepezil against psychosis in Parkinson's disease (EDAP). BMJ Open. 2013 Sep 25;3(9):e003533.
Umemura A, et al. Diagnostic accuracy of apparent diffusion coefficient and 123I-metaiodobenzylguanidine for differentiation of multiple system atrophy and Parkinson's disease. PLoS One. 2013 Apr 17;8(4):e61066.
澤田秀幸、林隆太郎: パーキンソン病の画像診断 " 、〈アクチュアル 脳・神経疾患の臨床。〉「パーキンソン病とMovement Disorders (中山書店)
澤田秀幸、大江田知子:Dopaの血中濃度を増大させる工夫について 日本医事新報 No 4664: 2013.9.14
澤田秀幸: Controversy [高尿酸血症には神経保護作用があるか?」Yes MDSJ Letters 6: 1-3, 2013 MDSJ letters (Movement Diorder Society of Japan 学会誌)ISSN 1883-1354
大江田知子、澤田秀幸:神経原線維変化型老年期認知症 pp758-761 認知症ハンドブック(医学書院) 認知症ハンドブック 医学書院 (2013年11月15日 第1版)
山本兼司:実地医家のための最新在宅医療実践ガイド パーキンソン病 Medical Practice, 2013, Vo.30, 274-277

当院の臨床研修システムについて
お問い合わせ先

京都市右京区鳴滝音戸山町8
国立病院機構宇多野病院 臨床研究部

電話 075(461)5121
FAX 075(464)0027

Email: sawada@unh.hosp.go.jp

臨床研究部長よりご挨拶

平成17年度より始まりました医師の卒後研修制度は、広範な診療領域に対応できる医師の「土台作り」には重要かつ効果の期待できる制度であります。その一方で、患者さんは、最高の医療を受けたいという切なるご希望があり、専門領域に精通した医師の診療を期待しておられます。このためには、医師をはじめとする医療スタッフの専門教育の充実(これにつきましては当院の後期臨床研修システムをご覧ください)と平行して、専門的診療活動に基づく臨床研究が欠かせないものと確信しております。

当院は、旧国立病院(現、独立行政法人国立病院機構)の中でも長い歴史と伝統を持つ病院で、臨床並びに研究面で先駆的な業績を発表して参りました。医療制度、研修システムが大きく変革されえてゆく時代ですが、宇多野病院臨床研究部では、少しでも患者さんのために役立つ研究のために全力を挙げて取り組んで参りたいと存じます。

国立病院機構宇多野病院
関西脳神経筋センター
臨床研究部長 澤田秀幸

沿革

臨床研究部は昭和55年に、旧国立療養所病院としては、最初の臨床研究部として設置されました。また、当施設は、文部科学省認定研究機関です。

これまでに、斎田孝彦病院長、久野貞子 前臨床研究部長(現、国立精神神経センター武蔵病院副院長)の指導のもと、パーキンソン病、多発性硬化症などの神経難病に関する研究が精力的に行われてきました。

また、太田潔江研究員らによる重症筋無力症における抗MuSK抗体の測定法の確立、松井真先生(現、金沢医科大学神経内科教授)が中心となって行われた脳脊髄液中のリンパ球サブセットの解析など、国際的に見ても先駆的な業績を上げてきました。

2005年7月1日からは京都大学から澤田秀幸が臨床研究部長として着任しました。

倫理審査委員会

議事録
平成28年度
平成27年度
平成26年度
平成25年度
平成24年度
平成23年度
平成22年度

動物実験委員会

利益相反委員会

議事録
平成28年度