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HOME>診療科・部門>診療科のご紹介>パーキンソン病センター 皮質基底核変性症

パーキンソン病センター

皮質基底核変性症

症状

手足の力は保たれているのに、目的に則した運動ができなくなる状態を医学的に失行(しっこう)と呼んでいます。例えば、手を握る、のばすなどの極単純な動作はできるのに、グー、チョキ、パーの動作ができなくなったり、はさみが使えなくなったりする状態が相当します。こうした症状に加えて、筋肉が固くなる、動作が遅くなるといった症状とが組み合わさった症状が徐々に現れる場合に皮質基底核変性症を疑います。また、症状の程度が体の右側と左側とで違っている患者さんが多いのも特徴です。症状はいつとはなしに始まり、徐々に進行する性質があります。

診断

上記の症状は、脳梗塞の組み合わせでも起こることがありますので、診断には脳MRIや脳血流シンチグラムなどの検査が必要となります。脳MRIでは症状に対応した特徴的な脳の萎縮が見られます。

治療

有効な治療法は確立されていません。作業療法などのリハビリテーションが重要になります。
内服薬として、パーキンソン病に準じた治療、SSRIと呼ばれる薬などがやや有効な場合があります。

まだ解決されていない問題と臨床試験

病気の原因、経過、治療についてまだよくわかっていないことが多い病気ですが、当院では少しでも症候が改善できるように取り組んでいます。