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てんかんと診断されたら~日常生活での注意点~

てんかんと診断された場合、日常生活での主な注意点をまとめました。

飲み忘れについて

①気が付いた時点でできるだけ早く内服することが基本となります。
②そのうえで次の薬の時間が近いときは次の薬を飲むタイミングを遅くします。
 例:朝薬の飲み忘れを昼に気付いた時は、朝分を昼に内服し、夕分を寝る前に内服します。
③次の薬を飲むタイミングで気付いた時は、1回分のみ内服します。
(2回分まとめて飲まないでください。)

飲み忘れをしないように工夫することの方がより大切です

内服後の嘔吐について

  • 服薬直後に嘔吐した場合
    吐物に薬が混入しているか確認し、服薬後15分以下で、吐物に薬が確認できたら、1回分を再度内服します。
  • 1時間くらい経過してから嘔吐した場合
    薬が確認できないようであれば、再度内服せず様子を見ます。

花粉症や鼻炎について

 花粉症や鼻炎などで抗アレルギー薬を処方されることがあります。内服の抗アレルギー薬には「ロイコトリエン受容体拮抗薬」と「抗ヒスタミン薬」が使われます。「ロイコトリエン受容体拮抗薬」は特にてんかんに影響しませんが、一般に「抗ヒスタミン薬」は発作の閾値を下げると言われています。ただ、「抗ヒスタミン薬」も一概に使ってはいけないというわけではなく、鼻汁や鼻閉で睡眠不足になるよりは脳に影響の少ない薬を選んで使用してもよいと考えられています。また、点鼻薬や点眼薬については特にてんかんのことを気にせずに使ってよいです。

入浴について

 「浴槽の中で発作を起こし溺れる一次的な事故」や「発作で倒れた際に水道の蛇口に頭を打ったりする二次的な事故」などがあり、日常生活の中で、お風呂はもっとも危ない場所と言えます。どの程度制限するかは個々によって異なります。
 1人で入浴する年齢では、家族が確認する、何かあってもすぐに対応できるように浴室の鍵をかけない、などの対策が必要です。