国立病院機構|宇多野病院|関西脳神経筋センター

病気について知りたい > 高齢者がよく生きるためのQ&A 

患者さまとご家族の方へ

神経内科

高齢者がよく生きるためのQ&A

頭痛があります。どうしたらよいのでしょうか?

何時何分何秒に急に頭が痛くなり我慢できない、なんでもいいからこの頭痛を止めて欲しい、どんどんひどくなるという場合は脳の中に出血している可能性があります。救急車を呼んで脳外科のある病院へ搬送してもらって下さい。

メタボリックシンドロームの指標頭痛に波がある、つまり朝は痛くないけれども夕べになると鉢巻きをしている、バケツを被せたような頭痛があるといった場合は、脳の外が原因です。目が疲れている、蓄膿がある、中耳炎がある、あるいは歯が悪い、一番多いのは頚の筋肉が緊張している場合の筋緊張性頭痛です。若い人では偏頭痛といって、脳の血管が収縮した後に拡張するときの頭痛がありますが、高齢者では少ないようです。頭痛がやってくる前の状態、どんな時頭痛が強くなるのか、どれぐらい続いてどうすると楽になるのかよく観察して下さい。救急車を呼ぶ必要はありません。

年をとると骨が弱り、姿勢が前傾し、ますます筋肉を酷使しないとバランスがとれなくなります。常に筋肉が緊張した状態です。
レントゲン写真をとりますと、7つの頚の骨はゆるやかにS字形のたわみをもっているのが正常ですが加齢により直線状になります。しかも前傾姿勢が続くと体の重心を元に戻すために、頚の後の筋肉が引っ張りきりの状態となって大後頭神経痛を起こします。
ですからこのような頚性頭痛と付き合うためには、頚の後の筋肉の緊張をほぐすことが大事です。お風呂やシャワーで頚の筋肉を温めて、筋肉のストレッチングをすることをお勧めします。右の肩がこっている時は、左の肩により強い刺激を与え、右の肩はやさしくストレッチングして下さい。前後・左右のバランスをとると、片利きは是正されます。

ページトップへ